平成31年3月期決算を発表いたしました。
2019年5月14日
大成株式会社
ニュースリリース資料picture_as_pdf
経営成績等の概況
当連結会計年度は、旺盛なオフィスビル供給に関わらず空室率の低下、賃料の上昇と不動産市況の着実な好転がみられるものの、 当ビルメンテナンス業界への波及には至らず、価格転嫁の足取りは重い状況です。一方で労働力不足や社会保障制度改革による労務費の上昇への対応は、 当業界に限らず労働集約型産業にとって大きな課題となっております。
かかる状況下、利益の確保に向け以下の施策に取り組みました。
・労務費単価の上昇に対応した契約内容の見直し
・地方拠点の積極的な営業展開
・ビルメンテナンス事業の付帯サービス拡充と新商材の販売促進
・ベトナム技能実習生受入れの実績を活かしたコンサルタント事業への展開
・積極的な広報活動を通したブランディング戦略による差別化
これらの結果、売上は大阪、福岡、浜松、仙台といった拠点を中心に新規物件の獲得が順調に進んだことや前連結会 計年度に連結子会社化したベトナムのビルメンテナンス会社であるCare Vietnam Joint Stock Company(以下、CV 社)も着実に業績を伸ばしたことから、連結売上高は253億23百万円(前連結会計年度比6.2%増)となりました。
利益面につきましては、新規受託物件の早期の収益化や社員の定着による募集費、教育コストの低減、管理手法の効 率化を推進したことにより、営業利益4億79百万円(同63.8%増)、経常利益6億3百万円(同60.5%増)となりました。 一方、香港の在外子会社であるRazor Glory Building Maintenance Ltd.ののれん減損損失を計上したことにより、 親会社株主に帰属する当期純利益は2億52百万円(同3.9%増)となりました。
本件に関する問い合わせ先
会社名 | 大成株式会社 |
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代表者名 | 代表取締役社長 加藤憲司 |
コード番号 | 4649 名証第2部 |
問い合わせ | 常務執行役員コーポレート本部長 中島 武久 |
電話 | 052-242-3223 |