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超えていけ 今を。

専門職・技能職ブログ編集人の下平です。
史上初の「1年延期」「無観客」「(開催中の)過去最高気温を記録」となったオリンピック。
「これまでにない」ことに直面した選手、関係者の方々に思いを馳せると、経験がないこと
への向き合い方に学ぶ点が多いと感じています。

「これまでにないこと」に向き合うといえば産業界も同じ。このような環境下では「攻撃
は最大の防御」なのかもしれません。コロナウイルスの出方をうかがっているうちに、
気が付いたら環境が大きく変わっている感じがするからです。

さて今回は、当社で進行中のロボット化、DX(Digital Transformation)化への取り組みを紹介します。
SDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標。17の目標と
169のターゲットで構成)にあるように、社会にはさまざまな課題があります。

人手に依存していたメンテナンスのスタイルから脱却をめざす当社の取り組みは、
「労働者人口の減少」という社会課題への挑戦でもあります。人とロボットが共に働く世界をつくることで、
「働きがいのある人間らしい仕事と経済成長(SDGs目標7)」等の実現をめざしています。
(ロボット化、DX化でめざす世界がさらに詳しくわかります➡https://t-spider.jp/

「これまでにない」ことへの挑戦

現在は、セキュリティとクリーンのサービスの一部にロボット化とDX化を進めています。
かっこいいイメージの一方、これまでの道のりは試行錯誤の連続。
現場の責任者として当初から関わっている飯倉翔太さん(東京の高層ビル警備隊長/当時)と
横井一時さん(名古屋の高層ビル責任者)に話を聞くと、お二人が共に言ったことは、
「何をロボットに任せるか。どのように活用すれば効果的な現場運営になるか。
机上ではわからなかった問題も発生して難しかった」ということ。
「動かしてみては問題点の洗い出し、解決策を考えてまた試す」この繰り返しだったと言います。
そして、お客様の安全性の確保と不安払拭。現場の責任者だからこそ、重要に思う点がありました。

「『何とかして実現させたい』その思いだけで進んできた」現場で関わる人たちの気持ちが、
今年4月、ひとつかたちになりました。東京の品川シーズンテラスでの運用開始です。(アバターロボットugoの活用及びDX警備ソリューションの運用を開始。)実用化の第一歩です。

しかし、「これまでにない」スタイルを、多くのお客様に認めてもらえるまでにはまだまだ。
技術面も、既成概念も超えていく必要があります。
開拓者としてのチャレンジ、この気持ちを言葉にすれば「超えていけ 今を」です。

ふり返れば、創業時にカストーディアルサービス(建物の維持管理)を開始した時、
その後、ミラサム・パック(カーペットの10年保証)という独自サービスを開発した時など、
当社の歴史には「これまでにない」ことへのチャレンジが幾つかありました。
当時は珍しかったカーペット床も今では当たり前になっています。
これは、メンテナンスサービスの進歩と無関係ではないように思います。

自分たちの取り組みが、やがて社会を進化させていくことにつながっていく。
それが実感として何となくわかるから、「超えていけ 今を」でまずはやってみる。
現場の最前線での懸命な取り組みが、結実することを応援せずにはいられません。

若手社員それぞれの「超えていけ 今を」。ぜひご覧ください。

https://youtu.be/7UuXOmSMFxs